ソーラー・スタジオ レコーディング リポート page 0 |
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さて、太陽光とのセッションを始めよう。ここでは太陽光のエネルギーで稼動する電子楽器とレコーディング機器を使ってCDが出来上がるまでをリポートする。セッションという表現が適切かどうかは、作業中の感覚から学ぶことにしよう。現時点ではおこがましく感じているのだが。 太陽電池から得られる電力は少ない。まして、ソーラー・スタジオのために用意された太陽電池は120Wがたったの2枚だ。これだけの設備でレコーディングを行うのは無謀だろうか?恐らく、エナジー・グル・牛島もハラハラしているに違いない。曇天や雨の日が続けばアウトだ。危機的な状況ではやむなく電力会社の電気を使わざるを得ないかも知れない。確かにそれで電力の問題は解消する。しかし、セッションという意味では、ミュージシャンに与える心理的効果は各段に違う。エネルギーによって励起される情報量が違う。 惑星の運行とカオティックな気象現象に同調する作業姿勢を体得しなければ危機がやって来る。ミュージシャンにとってこれほど豊かな作業環境があろうか?
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