ソーラー発電システム 設置リポート page 3

 



 

 

まずはベランダのT字鉄骨にパイプを固定するための金具を取りつける。この金具は非常に重要で便利なものだ。今回の工事の鉄則は、「シロウトが建物に穴を開けない」である。この金具はT字鉄骨に穴を開けずにしっかりとパイプを固定してくれる。しかもネジ1本でしめるだけ。しかし、1個の重さが非常に重い。うっかり重さを計るのを忘れたが、これが合計12個も使われるとなると、ベランダの構造自体頑丈に出来ている必要がある。

更に、パイプの固定状態も抜群である。この金具を3つで1本のパイプを固定した段階で、大人が登ってもびくともしない強度を確保することが出来た。

 

1つ目のタワー工作に着手だ。まずは、T字鉄骨にしっかりとパイプを固定し、それぞれのパイプを繋げて行く。

 

 

奮発して高いジョイントを購入しておいたおかげで、このようにタワーは建築現場用の足場を材料にしているようには見えづらい。パイプも新しいせいで、シルバーの輝きが眩しく、建物の景観をますます怪しくして行く。こんなものが設置されている民家はそう滅多にあるもんじゃない。満足である。

パイプの向こうに見えるのは、湯元高所作業員の後ろ姿。紙製の作業着を透かして見える短パンが男らしい。

 

作業はどんどん進み、しかし途中の部品間違えなどによる組みなおしを経て、2本目のタワーが完成に近づいたのは夕方であった。近隣住民の怪訝な眼差しを背に急ピッチで作業は進められた。実は、どうしても1日で仕上げてしまわなければならない理由があった。というのも、明日からは外壁工事(このプロジェクトとは無関係)が始まるため、建物の周囲が足場で囲まれてしまう。職人さんの邪魔になってもいけないので、設置はその日の内に終らせたかった。

 

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