ソーラー発電システム 設置リポート page 1

 



 


7月3日。ようやくソーラー・システムの設置作業が始まった。設置方法の決定が遅れたのは、私が見栄えに拘るあまり強度がおろそかにされ、何度もプランを立てなおす必要があったからだ。

というわけで、私が最初にイメージしたのは、1本のポールの上に45度の傾斜でパネルがマウントされているもの。はたしてシロウトが工作するそのようなものの強度は大丈夫なのか?私は夜な夜なメジャーを持って通りに出かけ、ありとあらゆる道路標識のパイプの太さを測り、揺さぶってみた。揺さぶっては計り、揺さぶっては計り。さんざん揺さぶってみたものの分からない。1枚10kgもあるパネルを一本のポールが支えられるのか?シロウトがいくら考えても結論は出なかった。

そこで、
北力社の"エナジー・グル・牛島"に尋ねたところ、あっけなく否定された。「1本じゃ支えきれません。」 1本でダメなら、支えの横棒を加えたらどうだ?グルは再び「ノー」と言う。片方は屋根に乗せ、片方はポールで支えるのは?「ノー」最悪は一時的にでも屋根に乗せる方法も考えた。しかし、シロウトが屋根にねじ穴を開けるのは怖い。パネルは屋根面に押しつける力を与えないと強風で離陸してしまう。ワイアーで屋根に縛り付けるだけで、屋根面へ押しつける力が働く方法も考えた、しかし、全てエナジー・グル・牛島はノーと言った。ちなみに今回設置するのは、京セラ製120Wのモジュール2枚だ。

最近ではTVのCMでも見かけるようになった屋根一面にモジュールを貼りつけるようなシステムは、300万円〜500万円もする。無理だ。それにまず、多くの人が「自分もやってみよう」と思える範囲のシステムでなければ意味が無い。そこでモジュール2枚と結論した。これだけでもスタジオのコンピュータや機材はある程度の時間稼動できる。「120Wモジュール2枚をどう扱うのか」を見せるのが私の仕事だ。

さて、以下の画像は全てエナジー・グル・牛島に却下された設置プランである。

 

 

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